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Shopifyにチャットボットを導入するメリットとおすすめアプリ5選

Shopifyにチャットボットを導入するメリットとおすすめアプリ5選
スズコー

こんにちは!

ShopifyなどのECサイト企画制作・集客支援をしてます、スズコー(@vietl)です。

悩んでる人

Shopifyでチャット&ボットを導入できるらしいけど、どんなメリットがあるのかな…?

おすすめのアプリやサービスがあれば知りたい…!

それぞれのチャット&ボットアプリ・サービスの特徴やメリット、デメリットって何だろう…?

今回は上記の疑問を解決する記事を用意しました。

本記事を読むメリット
  • Shopifyでチャットボット機能を利用するメリットが分かる
  • Shopifyでおすすめのチャットボット系アプリが分かる

この記事を読むことでこんなメリットがあるので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事の目次

Shopifyのチャットボットとは?

チャットボットとは、オンラインのチャット機能を利用して顧客とのコミュニケーションが取れるツールのことを言います。

Webサイトに訪問した時に、右下にチャット機能が備わっていることがよくありますが、そのツールのことですね。

チャットボットは主に、有人で利用するWebチャットと、無人でロボットが自動で文章を送信してくれるチャットボットの2種類があります。

Shopifyでは、アプリを導入する事でこれらのチャットボット機能を導入可能です。

Shopifyでチャットボットを利用するメリット

Shopifyでチャットボットを利用するメリットを解説します。

購入率が高まり、売上アップに繋がる

Shopifyを含むネットショップの欠点の1つは、顧客と直接のやり取りができないところです。

しかし、チャットボットを使う事でそうした欠点も克服できます。

商品の購入に疑問や不安がある顧客に対し、それらを解消するためのやり取りができるので、購入率の向上させることが可能です。

顧客はより納得のいく形で商品の購入ができ、ショップ側は売上アップに繋げられるので、お互いにとってメリットがあります。

親身なサポートで顧客満足度の向上に繋がる

上記で解説した購入率アップ以外に、親身なサポートによって顧客満足度の向上にも繋げられるところがメリットです。

顧客満足度が高まれば口コミ等で良い評価を得やすく、またリピート購入にも繋げやすくなるので、より優良顧客(ファン)が増えるネットショップの運営ができるでしょう。

24時間カスタマーサポートを行え、人件費を削減できる

主に無人で顧客とやり取りできるチャットボットを導入する前提の話になりますが、以下のメリットがあります。

  • 24時間いつでもカスタマーサポートが行える
  • 問い合わせに対する解答をすぐに返信できる
  • 人件費の削減ができる

有人だとどうしても24時間いつでも顧客対応を行うのは難しいですが、ロボットなら事前に設定する事で24時間いつでも対応できます

Shopifyでおすすめのチャットボットアプリ

ここからは、Shopifyでおすすめのチャットボットアプリを5つ紹介します。

Tidio Live Chat

Tidio Live Chatは、代表的なチャットボットアプリになります。

日本向けにも利用可能で、僕も案件でよく取り扱っているアプリですね。

機能

主に

  • 有人のWebチャット
  • 無人のAIボット
  • マーケティング自動化

の機能が利用できます。

マーケティング自動化は、商品をカートに入れたままショップを離れた顧客に、自動でチャットを送信してくれるカゴ落ち対策機能などのことです。

プランと料金

利用できる機能に応じて、プランが以下の3種類に分かれます。

プラン月額料金
BASIC無料
COMMUNICATOR18米ドル
CHATBOTS18米ドル

無料プランでもひと通りの機能(Webチャット、AIボット、マーケティング)は利用可能です。

COMMUNICATORプランはライブ機能、CHATBOTSプランはチャットボット機能を拡張したい時に利用します。

メリット・デメリット

Tidio Live Chatのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
  • 無料プランがある
  • アプリがiOSとAndroid両方に対応
  • 口コミ評価が高い
  •  Googleアナリティクス、GetResponse、Zapierなどと連携可能

デメリット
  • 設定は英語で行う必要がある

無料で利用できますし、設定が英語であること以外は、特段のデメリットはありません

Shopifyストアにチャットボットを導入するのであれば、まず最初に検討するべきアプリと言えるでしょう。

Reamaze Live Chat & Helpdesk

Reamaze Live Chat & Helpdeskも、有人のWebチャット(ライブチャット)や無人のチャットボットを導入できるアプリです。

機能

チャットボットの機能は、

  • Hello Bot:挨拶文を顧客に送信する
  • Order Bot:注文状況を顧客に送信する
  • FAQ Bot:FAQ記事から顧客の悩みを解決する文を送信する

などがあります。

プランと料金

以下4種類のプランがあります。

プラン月額料金
RE:AMAZE BASIC29米ドル
RE:AMAZE PRO49米ドル
RE:AMAZE PLUS69米ドル
ENTERPRISE CUSTOM899米ドル

1番安いRE:AMAZE BASICプランから、Webチャット・チャットボットの機能は利用可能です。

メリット・デメリット

Reamaze Live Chatのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
  • 顧客への挨拶から購入促進までのフローをチャットで自動化できる
  • FAQ Botの機能が優秀で購買促進に繋げやすい
  • 口コミ評価が高い
  • Smile.io、Klaviyoと連携可能

デメリット
  • 無料プランがない
  • 月額料金がやや高い

無料プランはありませんが、14日間の無料トライアルはあります。

AIのチャットボット機能が優秀で売上向上に繋げやすいですが、そのぶん料金が高めなので、先述のTidio Live Chat物足りなければ導入を検討するのが良さそうです。

チャネルトーク

チャネルトークは、Webチャットが利用できる日本の企業が開発したWebサイト・ECサイト向けの外部サービスです。

現状ではShopify向けに完全対応しておらず、公式サイトから登録後にコード編集が必要です。

具体的には、Shopifyテーマのコード編集画面からLiquidファイルを編集することで、Shopifyで使えるようになります。

ただ、最近はアパレル系業者様やジュエリー系事業者様のShopifyサイトに導入される事例が多くなっており、業界でも注目が集まっているサービスでもあるのと、僕自身もご縁があって実際の案件でチャネルトークを導入した事があるので、今回取り上げました。

また、導入後のチャットサポートの評判がよく、また今後Shopifyアプリをリリースされる予定となっています。

機能

  • Webチャット
  • サポートBot
  • アナリティクス機能など

プランと料金

無料プランがある他、有料プランも複数存在します。

有料プランは以下の5種類に分かれています。

プラン月額料金
X-Small3,000円
Small5,000円
Medium7,000円
Large15,000円
Enterprise20,000円

Webチャットは無料プランでも利用できますが、「メッセージの検索」、「顧客情報の閲覧」といった機能は有料プランでないと利用ができません。

メリット・デメリット

チャネルトークのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
  • 日本向けに完全対応
  • 国内での実績多数
  • Shopify以外にも対応
  • 無料プランあり
  • LINEと連携可能

デメリット
  • Shopifyのアプリがまだない

有料プランは14日間の無料トライアルがあります。

現状はまだShopifyに完全対応していませんが、実際に使われている事例が増えており今後は非常に便利なサービスになる可能性があるため、今後の動向に要注目です。

Gobot ‑ AI Chatbot + Quiz

Gobot ‑ AI Chatbot + Quizは、無人のAIチャットボットに特化したアプリです。

機能

AIが顧客の行動を分析し、

  • 顧客が探している商品をチャットボットが提案
  • 顧客のメールアドレスやフィードバックを収集
  • セール情報やFacebook広告のページを自動作成

といった機能を行ってくれます。

プランと料金

無料プランのみ。

メリット・デメリット

Gobotのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
  • 無料で利用できる
  • 無人のチャットボットが基本なので、運営側の負担を大きく減らせる
  • 口コミ評価が高い
  • Klaviyo、Zendeskなどと連携可能

デメリット
  • 設定は基本的に英語
  • 自動チャットなので顧客の意図と異なる提案をしてしまう場合あり

デメリットもありますが、完全無料で利用できる点は優れていますね。

WhatsApp Chat + Abandoned Cart

WhatsApp Chat + Abandoned Cartは、WhatsAppを利用したWebチャットが行えるアプリです。

WhatsAppは日本では普及していないので海外向けとなりますが、越境ECを運営する際は導入の検討をしてみると良いでしょう。

機能

  • WhatsAppのWebチャット
  • WhatsAppのシェアボタン
  • カゴ落ち防止

といった機能があります。

プランと料金

無料プランと有料プランの2種類があります。

プラン月額料金
FREE FOREVER無料
ULTIMATE 9.99米ドル

メリット・デメリット

WhatsApp Chatのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
  • 無料プランがある
  • 口コミ評価が高い

デメリット
  • 設定は基本的に英語

有料プランは30日間の無料トライアルがあります。

シンプルで使いやすいアプリなので、越境ECを導入される際はぜひご検討を。

まとめ

今回は、Shopifyでチャットボットを導入するメリットや、おすすめのアプリについてまとめました。

チャットボットを導入することで、売上や顧客満足度の向上に繋げられるほか、業務効率化にも役立ちます。

どれかで迷ったら、現状はまずはTidio Live Chatを検討すると良いでしょう。

また、ツールでわからない事が出てきた時に常に日本語で聞く事ができるチャットサポートや直接聞けるビデオ会議などの手厚いサポート。あるいは、LINE連携などの日本市場向けの機能が充実しているチャットを使いたい場合は、チャネルトークを選ぶと良いでしょう。

記事の内容に関するご質問やご相談などありましたら可能な限り応じますので、気になった方はLINEでお気軽にご連絡ください!

ABOUT ME
スズコー
Shopify特化でEC企画制作・運用専門家をしてます。

EC / Web業界は10年目。
音楽ニート→某有機野菜販売EC運営ベンチャーに拾われてWebコーダー兼デザイナー → 新規事業と開発拠点立ち上げエンジニア・PM → 某上場EC総合支援(中堅企業・大手企業様導入シェアNo.1)企業で企画制作ディレクターとして数々の大手・中堅企業様の数千万円規模のEC / Webサイト構築と運営支援による売上拡大を経験。

これまで関わったEC / Webサイト構築・運用案件は、80サイト以上。
その中で、もっとも大きな成果を上げたお客様のPC + スマホの売上高は、2019年時点で600億円以上にまで成長。

現在は、国内で数社しかない某Shopify expert会社様・小売事業会社様と一緒に、40サイト近くのShopifyテーマ開発や機能実装、運営改善に従事。
あるスタートアップ会社様と一緒にエンジニア教育事業開発・運営もしています。